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長靴スキー物語

Photo_3    みんなバネスキーで、あのガンダムのようなスキー靴を履き、私だけ長靴、カッコ悪りー。人一倍、根は格好つけシーの私だったがしかたがない。格好の付けようがない、白いマジックで、スキー靴のバネだ金具だを長靴に描いてもしかたがない。長靴スキーで格好悪いから学校いかなーい!と泣くわけにもいかない。冬は、毎日、スキーがある。ここは雪国だ。そんなこと言ったら、毎日、学校休まなければならない。超、体育得意のスポーツほぼ万能の私が、スキーの時だけ、冬場だけ、体育の時間だけ具合悪くなるわけにも行かない。

 何をぐだぐだ言っている。そもそも、長靴スキーだろうと、
何だろうと私はスキー大好きで、滑りだしゃ、
そんな事、忘れてる。どうでもいい。

 でも、ある日、大事件が起きたのだ。
担任のクマガイミヤコ先生に職員室に呼ばれたのだ。
職員室に行くと先生は、にこにこしていた。

「ユウコウ君、盛岡市から、スキーがプレゼントされました。」
といって、オレンジ色バネスキーと、
あの憧れのガンダムのようなスキー靴が、
先生の手から私に手に渡されたのだ。

おお、感動。高鳴る胸は、破裂せんばかり。

 職員室の壁には、オレンジ色のスキーが、
さらに5~6本並んでいた。

 もう6年ともなれば、大人だ。
これが、どいう理由で私の手元に届いたか、理由はわかっていた。
給食費を払わなくていい生活保護世帯の私と、
肢体不自由や脳性麻痺などの障害のある緑学級のメンバーと、
みんな仲良くオレンジ色のピカピカのバネスキー
が配給されたのだ。

 嬉しいような恥ずかしいような微妙な、年頃の私でした。

 クマガイミヤコ先生と言えば、シャチというあだ名でクラスには、
いやがる、とはいえ先生という権威にどうしても反抗という体制は
自然できあがるのは常で、特別、クマイミヤコ先生に問題があった
訳でなく、実際、私は、クマガイミヤコ先生が嫌いでなかった。
というか、どちらかというと好きだった。

 卒業アルバム編集やなにやら、クラスお楽しみ会企画や何やらと、
何かと、先生は、私を選んでくれたし、その放課後の打ち合わせ
の時には、チョコレートやあめ玉を振る舞ってくれ、
今でも脳細胞は、そのおいしさや甘さを記憶している。

ホームページ「ナカムラユウコウの世界」http://www.nakamurayukoh.com/

 

 

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コメント

僕の子供の頃は毎日がローラースケートでしたね。僕が初めてスキーを履いたのは25歳位だったと思います。だから今でもスキーはむっちゃへたくそです。
ユウコウさんの憧れのガンダムのようなスキー靴が、いつの間にかロボコンのようなスキー靴になっていた事が妙に気になる僕でした。

投稿: ダーキ | 2009年2月 4日 (水) 19時00分

 ロボコンチェックありがとうございます。文章的に、間違いなのですが、実は、私の戴いたスキー靴は、友達のみんなが持っているガンダムに比べると、なんかテロンとアッサリしていて、色も黒というのでなくグレーっぽくて、ガンダムというよりロボコンという感じでした。それでも、とても嬉しかったです。
 ダーキさんは、少年時代は大阪でしたか。ローラスケートやってみたいです。うん、やってみようかな。その際は、ご指導、お願いします。

投稿: ナカムラ | 2009年2月 6日 (金) 00時23分

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