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1974年。15のボクは  「高校の合格発表の日」

Bannzaii_img1201974年
高校合格発表の日
友達数人と見に行った。

地方の田舎町の進学校だ。

運良く一緒に行った
みな合格していた。
みな、浮かれていた。

私が10歳の時
くも膜下出血で倒れた
親父代わりの
兄弟6人の長兄、15離れた兄が
やって来た。

「どうだった?」

「合格してた。」

「そうか!」

と微笑むと
「みんなでラーメンでも食ってけ」と
ポケットから千円札3枚
渡してくれた。

よれよれの千円札だった。
持ち合わせポケットの中を
かき集めたのだろう。

私は自慢気だった、得意だった。
千円札3枚も、兄も。

1974年
15の私は
あの頃、私なりに
それなりに出来る限りの
奇跡の物語を生み出したと
自己満足で有頂天だった。

あの有頂天は
その後、これまでの人生の
様々な出来事に対する
様々なエネルギーとして
燃え続けていたことに
気づかされる。

15歳というのは大切なんです。

  拝啓 お兄様
  受験勉強、深夜の差し入れ
  あの折寿司の美味しさは
  生涯、忘れません。
  ありがとうございます。

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