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大谷広樹君の写真

P1310747 この写真の撮影の現場に
私は立ち会った。

私のアトリエの壁に飾ってある。

弟の創ったオブジェの人形を5、6体、車に積み
11月の末、夜中の3時に起きて
ごそごそし、真っ暗な街中を駆け
野郎3人で、コンビで
ドリップコーヒーを仕入れ
海に向かった。

その写真の中には
2010年の11月の末、
初冬の太平洋の潮の香
波の音が閉じ込められている。
あの日の陽の光。

あの海、あの場所に
たどり着くまでの物語。
そこに繋がる時間の織物。

この写真に留められた瞬間が
この世界に確かに
存在したことの、私は証人だ。

この写真の中に
収められている
わずか400cm平方メートルの海は
世界の大海原に繋がっている。

いろいろな国の港に
私の心と体をいざなうのだ。

アトリエにて
バンクーバーの濃紺の冷たい海を思い出し
地中海の真っ青な海を懐かしみ
まだ見ぬ、南極やカリブの海に思いを馳せる。

贅沢な一枚だ。

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