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「あの鐘を鳴らすのは誰だ!」

D0141168_2134434 日本は連日、残虐な
幼児や子供の虐待や
かと思えば、悲惨な通り
魔連続殺傷事件。
さらには、親が子を殺し
子が親を殺し、振込み詐欺なる
老人をターゲットした
畜生にも劣る大金の横領などなど。

しかし、この3月11日以降
連日、人間の凄さ、凄い人間の存在に
感動し続けている。

確かに酷い人もいる。それもその酷さは
きりがないだろうが、素晴らしい
人間があちこちにいて
我々はこの悲惨な災厄に一区切りした時
一冊の分厚い『人間その高貴なるもの』
という一冊のドキュメントを
手にするだろう。

自らの命を堵して
まさに志を持って自分の命と引き換えに
多くの町民を救った岩手県大槌町
20年以上消防団員を続けていた
越田冨士夫さん(57)も
その中に間違いなく
収録されるであろう。

越田さんは、停電で鳴らなかった
サイレンの代わりに、半鐘の鐘を
数十メートルの巨大な波が
押し寄せてきても打ち続けた。

越田さんはその日、地震の中、
自家用車で水門を閉めに向かい、
その後、消防団の屯所に向かった。

揺れから20分以上たち、屯所の消防車には、
近くの消防団から「津波が来た」と
無線が入っていた。

 乗車していた団員は「早く乗って」と
越田さんに叫んだが、、越田さんは
腕を振って「いいから、いけ」
ジェシチャーしたという。

そして、停電でならないサイレンの代りに
自分の命と引き換えに半鐘の鐘を
打ち続けたのだった。

避難所の人たち、団員たちにも
越田さんの打つ鐘の音は
悲しく響き聞こえていたが
やがて街を包む津波に
飲み込まれ掻き消された。

これは、映画とか物語ではない。

越田さんの遺体は
今だ発見されて
いないと言う。

人間、高貴なるものかな。

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コメント

今回の震災で人間の最期にこそ、本当の人間性が現れるのだと教えられました。津波にのまれた人たちのなかには、そのぎりぎりの瞬間まで他者のために動いていた方がとても多いんですよね。

そんな尊い命が奪われたことはとてもつらくて、今でもいろんな記事や報道を見て泣いてしまったりしますが、無駄にしてはいけないですね。

誰でも最高、最上の自分になれるんですから。

投稿: toughgirl | 2011年4月 4日 (月) 11時48分

toughgirlさん

人間一人一人は
60兆個の細胞で出来た
200億個の脳細胞を持つ
超精密、超高度の
スーパーコンピューター以上の
の優れもの。

博愛も慈愛も愛も
誰にも組み込まれている
生命ソフト。

それを個々が今まで
ブロックしていたものが
この震災で強制解除され
始動している感じです。

投稿: | 2011年4月 7日 (木) 13時23分

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