« 写真と私 | トップページ | いよいよ明日より写真展、会場の地図ご案内 »

「写真展あいさつ」パネル原稿案。要検討。

2kamerajpg ローマの哲人皇帝セネカは
「不幸とは幸せに気づかない状態」
と語った。

我々の日常、被災地を襲った非日常。
日常にも非日常にも変わらず、
そこに人間がいる。

今、我々は「しあわせ」について
国民的、人類的研究期間に突入した。

自分の住む町が津波に流され瓦礫と化し
愛する家族を、友達、恋人を
目の前で無残にも失った
海辺の町々の人々の悲しみに
目を閉じ思いを馳せよう。

そんなこと暗くなるから
やめろと言う人がいる。
暗くなっても現実として
これは同時代人、同国民の責務と
捕らえるべきだというのが
私の立場だ。

我々のその想像力こそが力となり
愛となり行動となり未来をつくる。
そこから海辺の町々の復興は始まり
復興は継続される。

私たちが目を閉じ、目をあけた時
私たち自身も感動、感謝、喜びの
色あせたもやのかかった
灰色の瓦礫の人生から
私たち一人ひとりが復興を
開始しなければならない。

カウントをゼロにしよう。
今日を残りの人生の最初の日としよう。
目を背け考えないようにしていた
本当はこうありたい理想の自分と
本当の理想の人生に向かって
海辺の人々、同志と共に
我々も我々一人ひとりの
復興を開始するのだ。

|

« 写真と私 | トップページ | いよいよ明日より写真展、会場の地図ご案内 »

人生」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「写真展あいさつ」パネル原稿案。要検討。:

« 写真と私 | トップページ | いよいよ明日より写真展、会場の地図ご案内 »