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ミスター・ドーナツ

368無性に昨日から
ミスタードーナツに
入りたくなった。

学生時代
アルバイとした。

夜中2時以降になると
キャバレーやクラブの
お姉ちゃんたちが
私たちをからかい気味に
注文する。

「コーヒーと
 オールドファッションと
 あとキミと・・・」

なんて具合にだ。

「あ、すみません。
 まだ、商品化されてないです。
 大変申し訳ありません。」

などと気の利いた応え方をすると
人気者になれる。

マジで私に気がありそうな娘もいたが     (日本地図・世界地図編は今も取っている)
未だその真実は検証されていない。
若い時代の妄想とナルシズムだろう。
あの頃は、うぶで検証する実験方法が
わからなかった。
今は、受験方法がわかっても
検証のしようがない。
髪の毛も少ない。

それでいいのだし
私は、いつだって人生が大好きだ。
自分の人生のいつの時代だって
大好きだ。

どの時代も甲乙つけがたいが
とくに格別には
今が、一番大好きだ。

いくらでも自分の意志と行動で
変えていけるとても有利な
アドバンテージを所有する今は、
格別素敵で輝く時で
恵まれた時代、時間だ。

「今この時」もやがて
あの頃になる。

どうか、情熱を持って
一生懸命に、誇り高く
今日を、今を生きてほしい。

生きよう。

ミスタードーナツのバイト代は
まとまったものだったのだろうか。

私は、当時の私としては
高額なもの、贅沢なお金の
使い方をした3つのことを
覚えている。

まず一つは
平凡社の全30数巻の
百科事典を買った。
地元の国立大学に合格したが
合格したらすぐやめて
東京に出て本屋さんでアルバイトして
芥川賞を取ると決めていたのだが
実行できずウジウジとしていた私は
せめて学生をやっているのなら
東大生に負けたくないという
妄想を抱いていた。


百科事典はその武器で
5大学20学部で学ぶのと
同じ知識量が網羅されているみたいな
広告のキャッチコピーに
心臓を鷲掴みされた記憶がある。

そして2つ目は
つりきちがいの中学生の弟を
八丈島につりに連れて行った。

私は全くつりはしない。
おつきあいで、仕掛けを作ってもらって
防波堤や岩場で糸は垂らしていた。
なんでも早く最高級の経験を
させたかった。

貧乏人の反動で私は弟には
貧乏臭くさせたくなかったのだろう。
弟が絵描きになりたいというので
一番最初に連れて行って
絵を見せたのはバブル後半世界一の
銀座の日動画廊だった。

私は弟の有能で度胸のあるマネージャーだ。

そして、3つは、初めて
3000円も越えるような本を
買った。哲学書だ。
ニーチェに没頭し始めたのも
あの頃だ。

ミスタードーナツは
懐かしい楽しい思い出や
青春時代の若き日のきゅーんとした
思いや、いろいろな
大切なものを人生に
残してくれた。

この頃はマックばかりだけど、
これからも時々ドーナツは食べるさ。

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コメント

え?!減量の大敵・・・Mr.とMac!
食べすぎには注意してください。

平凡社の百科事典、父が買ったものがありました。
やけに重いのはその中身のせいなのか。

弟を思う兄の心の大きさは海のようだ。

投稿: sakauta | 2011年11月 2日 (水) 08時24分

sakautaさん

MrもMacもほとんどコーヒーだけなので
メタボは心配ありません。

移動も自転車なので
とても最近は
健康的で血圧も
いい感じです。

がんばります!

投稿: nakamura | 2011年11月 3日 (木) 22時44分

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