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「私たちの人生は悲しい、それは、なぜか?」

Mgy171409360001 朝の喫茶店
私の目の前に
背中を向けて空席のイスと
向かい合って男は
話し続けている。

男の顔はわからない。

男が向かい合わせているイスには
誰もいない。

いや、いるのかもしれない。

誰だろう。

死んだ奥さん、恋人?
はたまた、可愛がっていた妹、弟?
何でも相談し頼りにしていた姉、兄?
それともお酒も悪さもいいことも
一緒にやった泣いて笑った今は亡き友か?

いいねぇ。
楽しそうだね。
時々笑ってるね。

もう二度と別れることはないね。
別れはつらいからね。
言葉通り胸をえぐられるからね。

実際、人は
逝っちゃった人たちからも
アドバイスを力をもらうものだ。
この私だって随分励まされたし
力をもらった。

それでも、私たちの人生は悲しい。
それでも、私たちの人生は悲しいんだ。

なぜ、私たちの人生は
そんなに悲しいのか!?

それはね、
出来ればやはり
生きている時に言っておきたかったこと
してあげたかったこと
生きてる時に、買ってあげたかったもの
贈ってあげたかったもの
連れていってあげたかったところ
私たちの人生は、そういうもので
満ちているからなんだよ。

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コメント

本当にそう
もっとやさしく接すればよかった
あの時ああすればよかった
と日々何度も思い起こす

一人の人間として男として
父を
彼のわけのわからないその行動の意味を
なぜもっと理解しようとしなかったのか

わけのわからない行動を自分もしていることに
やっと気が付き始めた今
そう思う

投稿: sakauta | 2011年11月17日 (木) 16時01分

sakautaさん

お父様
きっとあなたが可愛く愛していたでしょう。
「あの頃の、私は、未熟者の娘でゴメン、ゴメン、父ちゃん!」
と、明るくゴメンして苦しまないことです。

sakautaさんの苦しみは
お父様を苦しめるだけなんですよ。

後悔は、今日より感情を排し
反省と総括と学びのエネルギーに変換して
「今」に生かし、「今」を変える
「今」生きている自分と自分の周りの人を
少しでも、楽しく幸せにすることに
使用してください。

sakautaさんが笑う分
お父様もあそこで笑うのです。
いい歌、いい詩を作ってください。

投稿: | 2011年11月17日 (木) 22時23分

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