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「大船渡の歌」

Dscf6792 今日は大船渡での
啄木研究家、山本玲子さんの
Dscf6912_2石川啄木の生涯の講演に
同行する。

車中、山本さんに
私の作詞・作曲した
盛岡市民愛唱歌
「啄木の青春の街 盛岡に」
講演、対談の後
一番最後に歌って欲しいと
急きょ言われた。

了解。その方がトータルで
盛り上がるのであれば。
ピアノかギター、何とかなりますか?

山本さんが車中
友人に電子ピアノの準備を依頼。
準備手配完了。

しかし、問題は、ここから。

山本さん、歌詞の「盛岡」を
「大船渡」に変えられないかの
無茶振り!

原則、あまり、「NO」のない私は
「オーノー!」と言いながら
歌詞変更を頭の中で開始。

しかし、「不来方のお城」とか
「北上川」とか盛岡関連の単語が
満載。最後だけ大船渡と叫ぶわけには
いかない。

どうしよう!?

よし、新しい大船渡の歌を作ろう!
その方が簡単で美しい!

それから車中、美しい緑の風景を見
被災地、大船渡の町に思いを寄せ
山本さんと啄木の恩師、富田先生の
お孫さん戸田恵子さんの啄木と祖父への思い。
そして山本さんが9年住んだ
啄木が富田先生と100年前
修学旅行で訪れた大船渡に対するお二人の
思いのあふれたおしゃべりを後ろの座席から
聞きながら、口づさみ思索しメモること10分。

新曲、「啄木の青春 大船渡」が完成。

1.遥か遠く 世界の国々の
  香りを風に乗せ
  大船渡の港にそよぐよ
  
  百年の年月も一瞬の時よ
  啄木の青春 
  この街に 一輪 咲くよ

2.悲しみも喜びも 何処にもあり
  思い出は 永久(とわ)に
  この街にも あふれているよ

  限りなき 物語の数々よ
  啄木の青春 
  この街に響く 笑い声

  

マイクと電子ピアノとの音合わせだけで
練習無しのぶっつけ本番。

震災以後、支援や撮影で通った
大船渡を初め被災地の三陸の町々の
風景や人々が浮かび
今日ここに集った人たちも
必ずや身内や友人、知人を
津波で亡くした人たちと思えば
私も目頭に溢れるものが
抑えきれなかった。

イベント終了後
多くの方が、歌に感動したと
声をかけ、名刺交換に来て
くださった。

山本さんの無茶ぶりで
みなさんに喜んで頂ける機会と
新しい曲を一つ生まれさせる機会を
作ってもらった。感謝。

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