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10歳の私へ

繰り返す季節の風物。毎年来るお正月と新年。
満開の桜と桜吹雪、カエルの大合唱、昆虫採集、秋の栗拾い。
繰り返す学校行事、春の遠足、秋の遠足、
そして運動会、文化祭。
繰り返す学校生活、1学期、2学期、3学期。
全校朝礼、毎日の授業、朝の会、帰りの会。
春休み、夏休み、秋休み。
子ども会という地域活動と行事。
こいのぼり大会、盆踊り、廃品回収。
そういう全てに一度すっかり飽きてしまった10歳。

時間の流れのなんと遅いこと、拷問のよう。
これから生きていくであろう気の遠くなるほどの
残っている人生の時。
ひとことで飽きた、疲れた。
「疲れた」が口癖の気持ちの悪い少年。
おまけにずるくて細くて、おまけに生意気で暗い少年。
ねえ、ボクちゃん。
人生は、そんなたいくつなものじゃなかったですね。

じゅうぶん、怒り、愛し、慌て、苦しみ悲しみ
尊敬し憧れ嫉妬し疑い
喜び、笑い感動し、感銘し感涙し
それなりにのめり込み必死で
退屈しなかったではないですか。
まっ、おもしかったんではないかな。

あんなこと、こんなこといろいろありましたね。
生きている限り、これからもどうせきっと
なんだかんだとこれまでのように生きていくのだから
しっかり楽しんで楽しく生きていくのだよ。

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