わらび座 手塚治虫原作ミュージカル「ブッタ」

Dscf3534 2011年、東日本大震災の年
わらび座のミュージカル「アテルイ」を
観て感動した。

日本で、こんな大所帯で組織的に
きちんと上演活動をし経営的に
成立させているのは、
宝塚と劇団四季とこのわらび座の
3つだけだろう。

「アテルイ」いい舞台だった。
ミュージカルっていいです。

誰もが衝撃で心が疲弊麻痺し
何をどうしたらいいか、分からずに
呆然とし続けていた2011年。
人々は、そして私は
とにかく、人間に、人間の創り出すものに
そして、生きているこの世界に
感動したかった。

「アテルイ」、感動した。

この2月久々に盛岡でぶどう座の公演
手塚治虫原作「ブッタ」の上演がある。

2月25日(火)岩手県民会館大ホール
18:00開場、18:30開演
全席指定 S席4500円  A席4000円

チケット欲しい方は、ご連絡下さい。

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舞台「居場所をさがす大冒険」を見て来ました。

72img_0016 劇評を頼まれて、久々に
ライブ、舞台を見に
盛岡劇場へ。

「居場所」という
非常に哲学的なモチーフに
「大冒険」というから
さらにエンタな仕掛けが
盛り沢山の楽しい舞台かと
期待する半面
「居場所をさがす」という
非常に若いテーマが心配。
主人公も高校生と
会場に行ってからのパンフを見て知り
さらに不安は10%、20%増したけれど
けれど、きっと、世界感と主人公は
若いスチュエーションを借りながらも、一角ならぬ
盛岡の演劇人たちの作る舞台だと
期待し直して、いざ、観劇開始。

主人公の女子高生の瓜子、セリフ
呟きが、ステージ中央のスライドと
72img_0021_2 一言一言、対応していく
つかみはおもしろくスタート。

しかし、物語全体を通しながら
このテーマ「居場所」というものへの
洞察、思索が深まっていかない。

独自な視点、女子高生の
十代の居場所探しの旅が
老若男女の普遍的「居場所」
及び「居場所探し」への
哲学的、思索的発展を
個人的には期待していた。

ハイデガーなどの実存哲学の巨匠たちの
わけの分からない言葉を唐突に流し
舞台をしめたり、「居場所」という
そのものに作家独自、この舞台独自の
洞察、定義、表現があれば良かったと
私は感じた。

全体に、舞台がちょっとおとなしく
まとまってしまったかなという
感じがした。

場面場面の展開の
勢い、場面ごとの持つ強い個性的空気
場面展開の意外性がもつ
劇場というライブ空間での
エネルギーの放出。
そういう、なんか強いものを感じ
浸りたかった。

実は、非常に私が、体調が悪かった
というのもあるかもしれない。
退席を検討するほどの体調不良だった。
そういう集中できない時間帯もあり
そういう人間が、ああだ、こうだと
言ってはいけないかもしれないが
別に、批判でなく、より良くなって
欲しいという思いで言っているし
見当違いの処もあるかもしれないが
一人の客として気ままに
感想を述べさして貰っている。

話を戻そう。

死んだ主人公、瓜子の母が、
舞台に1登場人物として
出てくるのだが、そもそも死んだ人
であるから、広い意味でもっと、自由に
舞台的、シナリオてきに
遊んでも良かった気がする。

例えば、不思議な事や、都合のいい事
おもしろいパフォ-マンス
死んで人でないところのものの達観的
大いなる智恵に根ざしたセリフなどなど
です。

居候のおじさん役はいい味出していた。

くらもちひろゆきの演技は
断トツ、安心して見れ楽しめた。

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絵本作家希望、女子高生の個展

72p1170437_2今週、絵本作家志望の
女子高生が個展をする。
ついては、見に来て
いろいろアドバイスして
欲しいと、ほっと茶やの
マスターから電話が来て
行って来た。

ご両親もいらっしゃり
3人でお話。

お父さんの顔が、おかしいくらい
親友の一人と似ていて
初見から、親しみを感じる。

ソフトを使っての
作品もあったが
鉛筆で書き込んだ作品と
添えた文章の方が
好印象だった。

いづれ、うまい下手とかよりも
この高3になったばかりの
17歳で、ムラのない同質の作品を揃え
個展を企画準備、開催するところが
なによりも、才能がる。

イラストレーターは
本づくりに関わる人は
画家よりはある程度
営業力・交渉力・企画力・事務処理能力が
必要だからだ。

大いに有望な女の子だった。

佐々木風乃ーイラストレーション展
5月15日(土)まで開催中!

ほっと茶屋
盛岡市中の橋通2-6-2
TEL019・653・5541

<盛岡バスセンター付近、IBC岩手放送向かい>

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前川秀樹の彫刻

D0087761_1525417 用事もあって
ぷらりと町へ。

ジュンク堂による。

いい本、入ってないか。

入ってた!

前川秀樹の彫刻。

いい。シビレル。
木彫、立体、やりたいな。

新刊「ヴォメル」

前川秀樹作品集「Vomer」
A4変形判ハードカバー
カラー128ページ+別丁モノクロ16ページ
定価3.800円+消費税
発行 株式会社ラトルズ

 

D0087761_843658 前川秀樹(マエカワ ヒデキ)
 

淡路島生まれ。1989年 
武蔵野美術大学油絵学科卒。
初個展、ギャラリーなつか(銀座)。
"青山こどもの城"勤務。
子供たちとのワークショップ活動を開始。
1995 鹿島彫刻コンクール 金賞受賞
1996 武蔵野美術大学、"パリ賞"受賞。
1年間の渡仏。
1997 帰国後、"LOLO CALO HARMATAN"を名乗り、
前川千恵と二人で、
暮らしの中で生かせるものの製作、発表を開始。

D0087761_1421495_2 彫刻、ロロカロハルマタン、ワークショップ、
を三本の柱として
活動を展開。

個 展 
1995 INAXギャラリー(東京)
1996 cite des art (パリ)
1997 プラスマイナスギャラリー(東京)
2000 かわさきIBM市民文化ギャラリー(神奈川)
2003 Cスクエア 中京大学(名古屋)
2000から毎年LOLOCALO展(前川秀樹 千恵2人展)
開催。ギャラリーM2(高知)、
ギャラリーCOMO(青山)ほか。
2006 DEE’S HALL塑像展
2007 「ルビジノ」オープン
2008 DEE’S HALL像刻展Vol2
作家HP http://lolocaloharmatan.seesaa.net/

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千春に褒めてもらえるか!?「1600字の劇評」

Photo数日前、演劇の招待が封筒で
届いた。

劇団赤い風プロデュース
大泉千春追悼公演
陰画絵本「鼠小僧次郎吉」

一昨年の夏の終わりに
突然、逝ってしまいました。
脳内出血でした。

「千春」は、女でなく男です。

25年前、狭い小さなビルの2階
劇団赤い風のアトリエで
私は、同級生のチハルではなく
テレビでも、これまでの舞台でも
見た事のない不思議な迫力の役者、
「大泉千春」を見た。

この舞台で、
チハルは、おそろしい長ゼリフを
両手を腰の横に広げ指を
開いたまま

ほとんど動きはないままに、
決して大きい声ではないのに
不思議にすべての単語が聞き取れ
それでも、あまりにも速射砲のように早口で
言ってることは実はあまりわからないのに、
それでも、この圧倒的コトバの連射は
私を麻痺させた。いや、そこに居合わせた
4~50人の観客は皆、
痙攣、マヒ状態だった。

当時既に、チハルの誘いで私は劇団赤い風に関わり
舞台美術担当のスタッフになっていた。

そして今日、メールが来た。
劇団を持ち、数々のシナリオを
書き、自ら役者としても数多くの
舞台を踏み、そして、盛岡の演劇を支え
後輩の育成にも最も精力的に
取り組んでいるK氏からのものだ。

私に、この舞台の劇評を
岩手の演劇情報誌「観劇地図」に
是非、書いて
欲しいというのだ。

彼は、私が仲のいい千春の中学の同級生で
20代の一時期、赤い風に
関わっていたということで
この舞台の劇評を頼んできたのだろうが
実は、25年前のこの陰画絵本「鼠小僧次郎吉」の
アトリエ公演の舞台美術と、
ビラやチケットのデザインを私がやっ
た。
私にとっても世の中に向けての初仕事だったのだ。

いろんな意味で、この舞台の劇評は、
自ら望んで書かせてもらうことはあっても
話が来て断わることは出来ないものだ。

25年前と同じ舞台を見ることで
私は私の25年の意味を
知ることになるような気がする。
どのように自分が感じ反応し
何を考えるのか、楽しみだ。

中学1年の時、絵本「桃太郎」の
大学生でも書けない読書感想文を
書いてきたツワモノ、チハルに
私は
「ユウコウ!いいね。シビレたよ。やるな。」と
言われるような1600字の
劇評を書き上げ墓前に捧げたい。

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